導入
2026年2月11日、マイクラ統合版v26.0がリリースされました。今回からバージョン番号のシステムが「年に基づく形式」へと大きく変更されています。本記事では、アドオン制作などの技術的な側面において、特に重要度の高い変更点のみをピックアップしてご紹介します。
バージョン番号の刷新
大きな変更点であるバージョン番号の刷新に関してですが、表記上はv26.0となっていますが、内部のシステムではv1.26.0となっています。様々なJSONファイルやAPI、プラットフォームの都合上、引き続き1.26.xxの形でバージョン番号を使用していくようです。そのため、format_versionの指定は26.0ではなく、1.26.0と指定する必要があります。
ブロック
ブロック作成の自由度とJava版との互換性が向上しました。
ジオメトリのJava版同期
minecraft:geometry.full_blockの下面の回転が180度変更され、Java版および非データ駆動ブロックと一致するようになりました。なお、format_versionが1.26.0未満の場合、minecraft:geometry.full_blockは変更なく動作します。
旧仕様を維持する場合はminecraft:geometry.full_block_v1を指定します。
衝突判定の強化
実験段階の機能でしたが、正式にリリースされた機能です。
1つのブロックに複数の衝突判定(minecraft:collision_box)を配列で設定可能になりました。また、設定できる高さの最大値が16から24に拡大されました。これにより、フェンスのようなジャンプしても飛び越えることができないブロックを簡単に作れるようになりました。
液体検知の改善
minecraft:liquid_detectionコンポーネントにuse_liquid_clippingフィールドが追加されました。ブロックの衝突形状に合わせて水をクリッピングするか選択可能になります。
trueを指定することで、衝突形状に合わせて水が描画されます。
falseを指定することで、ブロック全体に水が描画されます。
format_versionが1.26.0以前の場合、デフォルトではtrueに1.26.0以降の場合、デフォルトではfalseになります。
新しいコンポーネント
実験段階のコンポーネントが正式にリリースされました。
minecraft:redstone_consumer
レッドストーン入力を検知するためのコンポーネントです。レッドストーンの信号強度の最小値を設定することができ、この値以上の場合、onRedstoneUpdateイベントが送信されます。

minecraft:leashable
リードをブロックに繋げることができるようにするコンポーネントです。ブロック用のコンポーネントとしてのドキュメントが見つからなかったため、詳細がわかりませんでした。
minecraft:connection_rule
フェンスやガラス板などの他のブロックと接続できるかを設定するコンポーネントです。

新たなブロック接続特性
minecraft:connectionが実験段階から正式にリリースされました。
ブロックが他のブロックと接続しているか、どの面と接続しているかに関する情報を取得することができます。

アイテム
minecraft:damageコンポーネントで設定できる値が0~32,767までサポートされるようになりました。
エンティティ
繁殖システムの分離
minecraft:breedableコンポーネントから、子供のデータを定義する部分がminecraft:offspring_dataとして独立しました。
AI行動の厳格化
AIの行動に関する多くのコンポーネントが厳格化され、無効なデータを含むエンティティのJSONファイルがある際、読み込みに失敗するようになりました。
ScriptAPI
プレイヤーイベント
新しく手を振る動作を検知するPlayerSwingStartAfterEventが追加されました。

バイオーム
ネザーのバイオームの置き換え
オーバーワールドと同様に、ネザーでもバイオームの置き換え機能が利用可能になりました。
新しいバイオームタグ
新たに以下のバイオームタグが追加されました。
- slime:スライムが通常よりも高い位置に出現するようになります。
- swmp_water_huge_mushroom:浅井沼の水に巨大なキノコが出現するようになります。
- fast_fishing:釣りの速度が上がります。
- high_seas:サケの行動が変わります。
- surface_mineshaft:地表の廃坑のブロックをダークオークに変更します。
エディター
クリエイター向けのエディターモードがさらに便利になりました。
シネマティックツール
カメラのscriptAPIを利用した高度なカメラワークを作成可能になります。パスの可視化やコードの書き出しをサポートします。
チャンクの管理
ワールド内のチャンクを素早く削除・再生成できる機能です。
フラッドツール
水や溶岩を特定エリアに一括で配置、除去できるツールです。
選択機能の改善
今まで、2点クリックでしたが、3点クリックに変更されました。X座標→Z座標→Y座標の順番で選択します。
まとめ
今回のアップデートでは、バージョンのナンバリングの刷新や古いスキーマの厳格化など、開発基盤の整理やブロックの機能追加に大きな変更がありました。エディターモードには、シネマティックツールの導入やチャンクの管理など、新たなツールが追加されました。
すべての変更ログは公式のチェンジログを確認してください。

