マイクラ統合版のアドオンは基本的にJSONで書いていきます。そのため、まずはJSONについて深掘りしてみましょう。
アドオン作成で必須の知識ではありませんが、この記事の内容を学んでおくと、アドオンを作成するときにエラーへの対処や理解が深まると思います。
JSONのとは
JSONとはJavaScript Object Notationの略で、人間にもコンピューターにも分かりやすい軽量なデータ形式です。
プログラミング言語とは異なり、人間が読みやすいため、難しくはありません。慣れれば、簡単にコードを読むことができます。
JSONの基本的な書き方
JSONは基本的にオブジェクトと配列の2種類で構成されています。
オブジェクトは名前(キー)と値のペアの集まりのことです。波括弧{}で囲まれ、キーと値はコロン:で区切られ、各ペアはカンマ,で区切られます。キーは文字列のため、ダブルクオーテーション"で囲まないといけません。
{
"key1": "value1",
"key2": "value2",
"key3": "value3",
}
配列は複数の値を角括弧[]で囲み、カンマ,で区切ります。
[
"value1",
"value2",
"value3",
]
値の書き方
値を書く際、いくつかのデータ型を使うことができます。
文字列(String)
文字列を指定できます。必ず、ダブルクオーテーション"で囲う必要があります。日本語も可能です。
もし、"10"と数値をダブルクオーテーションで囲むと、数値ではなく、文字列として読み取られます。
"apple", "りんご", "10"
数値(Number)
整数や小数点を指定できます。
10, 5.5, -3
ブーリアン(Boolean)
trueもしくはfalseで指定します。
true, false
配列(Array)
上記のJSONデータを複数格納したものです。
[ "apple", "potato", "chicken" ]
オブジェクト(Object)
上記のJSONデータをキーと値のペアで格納したものです。
{ "name": "Taro", "age": 20 }
ヌル(Null)
値が存在しないときに使うものです。使うことは基本的にないと思います。
これらを組み合わせて書くと以下のようになります。
{
"name": "Taro",
"age": 20,
"isStudent": false,
"address": {
"address1": "東京都",
"address2": "〇〇〇"
},
"phoneNumber": [
{
"type": "home",
"number": "03-XXXX-XXXX"
},
{
"type": "mobile",
"number": "090-XXXX-XXXX"
}
]
}
初めて、JSONを目にしたひともこの程度なら難しくないと思います。実際にアドオンで使うJSONのコードはもう少し複雑になることもありますが、基本ができると読むのが苦にはならないと思います。
Minecraft限定の仕様
Minecraftのアドオンで使うJSONは一般的なJSONと少し違う部分があります。特に、コメントアウトをすることができます。
コメントアウトとは、コード内にメモのように自由に文字を書き込むことができます。コメントアウトされた場所はアドオンで読み込んでもすべて無視されます。
コードのメモや一時的にコードを削除する際に、一部分を消すのではなく、コメントアウトで無視されるようにするといった使い方ができます。
コメントアウトは以下のように行います。
// この行のこれより後ろすべてをコメントアウトする
/* 1行すべてをコメントしない場合はこのように囲う */
/*
複数行をコメントアウトする場合はこのように囲う
*/
なお、一般的なJSONでは、コメントアウトが使えない影響で、コメントアウトを記述するとテキストエディタでエラーとして表示される可能性があります。特に問題はありませんが、エラーが出ないようにしたい場合は拡張子をjsonからjsoncに変更することでエラーは出なくなります。

